無印良品キャンプ場「木片ブロック」 (MUJI Camoground "Wood chip block”)
2021
捨てられてしまう木材を再利用できないかという思いから発案された「木片ブロック」。イラストはスタッフの庭野広祐と溝口功将が担当し、どんな色のブロックが何個必要か考察し、木彫アーティストの清水将勇さんに、ブロックの制作をお願いしました。30mm×30mm×30mmの立方体が良いのではないかと計算し、１枚制作するのに560個必要だとわかり、全部で3,000個のブロックを制作してもらいました。大きな材木から小さな木片を作り出す作業は大変らしく、２ヶ月くらいかかったそうです。木片が事務所に届き、早速組み合わせ作業に入る。同系色でも樹皮の表情が違い、ブロック１つ１つを見てるだけでも感動するし、楽しい。特に「カエル」で使用した木片は苔も生えており、自然の営みと美しさを伝えられたのも良かったです。
Art Director : Norito Shinmura
Designer : Kosuke Niwano
Designer : Kosuke Mizoguchi
Artist : Masataka Shimizu
Photographer : Shinichi Kaneko
Copywriter : Hroyuki Nakazaki